2022.02.26

マンチェスター・シティを破ったトッテナムの見事な崩し。ソン・フンミンの動き出しがスイッチだった

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question 
ソン・フンミンが動き出してから、トッテナムはどのようにしてシティを崩したか?

 プレミアリーグ第26節、トッテナムがアウェーのマンチェスター・シティ戦に3-2で勝利。リーグ3連敗をストップし、シティは第10節以来となる3敗目を喫した。

 第23節でチェルシーに0-2で敗れてから、3連敗と厳しい状況に追い込まれていたトッテナム。

 前半4分に先制したものの前半のうちに追いつかれ、後半14分に2-1と突き放したものの、アディショナルタイム2分にまた同点に追いつかれるという展開。しかし、その3分後にハリー・ケインが決勝点を決め、劇的な勝利となった。

 今回は、トッテナムが鮮やかに決めた先制点をピックアップする。

 前半4分、ゴールキックからのビルドアップで、クリスティアン・ロメロから左サイドに開いたベン・デイビスへサイドチェンジのパスが送られる。

ソンが動き出してから、トッテナムはどのようにパスを回して相手を崩したかソンが動き出してから、トッテナムはどのようにパスを回して相手を崩したか この記事に関連する写真を見る  前方にはウイングバックのライアン・セセニョンがいるが、シティのラヒーム・スターリングとカイル・ウォーカーがプレスに来た。

 ここでデイビスがルックアップした瞬間、ハーフスペースにいたソン・フンミンが走り出した。ソンの動きに周りはどう反応し、シティを崩したか、というのがQuestionだ。