欧州サッカー日本人の最新市場価格。今季前半で評価を上げた注目の6人は? (4ページ目)
5位:三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)
市場価格250万ユーロ(約3億2000万円)
上昇額70万ユーロ(約8960万円)
三笘は、昨季はJリーグで最も注目を集めた成長株だった。そのため、ヨーロッパへの移籍が予想できた。
ただ、移籍先がブライトンだったのには驚かされた。外国人がイングランドでプレーするための厳しい条件は、三笘のベルギーへのレンタル移籍を避けられないものにした。ベルギー1部に昇格したばかりのユニオン・サン=ジロワーズは、ブライトンのオーナーが所有しているクラブだ。
チームの快進撃は、三笘の市場価値の上昇を後押しした。とはいえ、それでも実際に支払われた300万ユーロに見合った能力があることを証明しただけにすぎない。ベルギー1部で優勝を果たせば、市場価格の急激な上昇も見込めるだろう。
定期的に日本代表に招集されるようになれば、イングランドでプレーできるチャンスも大きくなる。現在ベルギーで見せているような活躍をイングランドでできれば、三笘は欧州でプレーする日本人のなかで最も興味深い選手のひとりになるだろう。
<トランスファーマルクトが発表している日本人選手の市場価格(上位11人)>
1位/冨安健洋(アーセナル)/2500万ユーロ
2位/鎌田大地(フランクフルト)/2200万ユーロ
3位/南野拓実(リバプール)/1200万ユーロ
4位/遠藤航(シュトゥットガルト)/1000万ユーロ
4位/久保建英(マジョルカ)/1000万ユーロ
6位/伊東純也(ゲンク)/750万ユーロ
7位/堂安律(PSV)/650万ユーロ
8位/古橋亨梧(セルティック)/550万ユーロ
9位/酒井宏樹(浦和レッズ)/350万ユーロ
9位/中島翔哉(ポルティモネンセ)/350万ユーロ
9位/板倉滉(シャルケ)/350万ユーロ
◆【図】2021-22シーズン中間地点 欧州トップ10クラブ最新フォーメーション
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