リーガで超元気なアラフォー戦士たち。モドリッチは唯一無二の存在、ホアキンは40歳に思えぬプレーぶり (4ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

【ラ・リーガ最年長プレーヤーは40歳】

 そして、忘れてならないのが、ベティスの象徴として40歳になった現在も現役を続けるホアキン・サンチェスの存在だ。

 エスパニョールの守護神ディエゴ・ロペスよりも約4カ月早生まれのホアキンは、ラ・リーガ最年長プレーヤー。昨シーズンは27試合2ゴールを記録した元スペイン代表のアイドルも今シーズンは途中出場9試合のみにとどまるが、ヨーロッパリーグでは6試合にスタメン出場するなど、40歳とは思えないプレーを披露する。

 残念ながら今シーズン限りの現役引退を表明しているため、ホアキンのドリブルを見るのは今年が最後。だが、彼が後輩たちに与えた影響力は計り知れないものがある。現在のラ・リーガでこれだけ多くの大ベテランが活躍できている要因は、ホアキンの存在があったからこそと言っていい。

 そのホアキンも含め、ラ・リーガ後半戦は「オーバー35」の活躍ぶりに注目してほしい。

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