リーガで超元気なアラフォー戦士たち。モドリッチは唯一無二の存在、ホアキンは40歳に思えぬプレーぶり

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

【35歳を超えてもチームの大黒柱】

 モリーナは第18節マジョルカ戦でハットトリックを達成。ここまでチーム最多の7ゴールを記録している。チームを降格圏から脱出させた原動力として、今年4月に40歳になる大ベテランの存在感は増すばかりだ。

 一方、9シーズンぶりにラ・リーガに復帰したファルカオも、来たる2月に36歳になるベテランとは思えない決定力の高さを示している。

 昇格チームのラージョ・バジェカーノでは後半の切り札として出場するケースが多いものの、短いプレータイムのなかでチーム最多タイとなる5ゴールをマーク。得点の嗅覚と勝負強さはあいかわらずで、今シーズンの台風の目として上位に位置するチームにとって不可欠な戦力となっている。

 そのほかの"オーバー35"のストライカーでは、カディスで勝負強さを発揮するアルバロ・ネグレド(36歳)と、最下位レバンテを自らの決勝ゴールで今シーズン初勝利に導いたロベルト・ソルダード(36歳)も健在ぶりをアピールしている。

 中盤に目を向けると、アスレティック・ビルバオのラウール・ガルシア(35歳)、ベティスのアンドレス・グアルダード(35歳)、レアル・ソシエダのダビド・シルバ(36歳)が成熟したプレーを披露。なかでも、ここまで19試合3ゴールのラウール・ガルシアはあいかわらず勝負強さと抜群のリーダーシップを発揮するなど、チームの大黒柱として欠かせない存在だ。

 最終ラインで主軸を張るベテランとしては、ビジャレアルのラウール・アルビオル(36歳)、グラナダのヘルマン・サンチェス(35歳)、そしてセビージャの右サイドバックとして抜群の安定感を誇るヘスス・ナバス(36歳)の名前が挙げられる。近年は速いアタッカーが増えるなか、彼らには経験に裏打ちされた対応力があり、それによって35歳を超えても第一線でプレーできることを証明している。

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