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香川真司が加入するシント・トロイデン。移籍してきた日本人はその後どう羽ばたいていった? (4ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

【前例のないベテランの加入】

 そして、昨年夏に加入した第5期生は、鳥栖から加入した林大地と、アラベス(スペイン)からローン加入した原大智のふたりだ。

 24歳にして初のヨーロッパ挑戦となった林は、ここまで12試合に出場(10試合が先発)して2ゴール。現在22歳の原は、出場16試合のうち8試合で先発して3ゴールをマーク。ふたりが2トップでスタメンを張る試合もあり、お互い切磋琢磨している最中だ。

 鈴木が鹿島に復帰したため、現在シント・トロイデンに在籍する日本人は計6人。ここに、ヨーロッパでの実績が豊富な香川が無事にメディカルチェックを終えてサインをかわせば計7人。ベテラン日本人選手の加入は過去に前例がないだけに、いろいろな意味で注目の補強となる。

 果たして、オーバー30の日本人選手の再生工場となり得るのか。香川にとっても、シント・トロイデンにとっても、大きな挑戦になる。

香川真司が未来の子どもたちのために新しいサッカー教育をスタート

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