FC東京から世界へ。ロシア移籍の
橋本拳人が語る「赤裸々な野心」 (3ページ目)
そんな問いかけに、橋本はこう答えている。
「どうですかね......。当時の自分は何もわかっていないはずだから。でも、"壁を乗り越えていけば、必ず先に何かあるから"ということはやっぱり言うし、子供の俺もわかっていると思います。自分は、自分に起こるすべてのことに意味があると思っているんですよ。機会が来たら、それは決して遅いということはなくて、それがベストのタイミングなんだって。あとはやるしかない」
橋本は約束の地にたどり着いた。まもなく、新たな戦いの火ぶたが切られる。第2節には早くもロシア王者ゼニトとの対決だ。
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