2020.03.20

ブンデスリーガ中断で融資を受けるクラブも。
日本人選手の現状は?

  • 鈴木達朗●文 text by Suzuki Tatsuro
  • photo by Getty Images

 3月16日、ドイツ・ブンデスリーガ1部と2部の各クラブ代表者と、リーグ運営を担当するDFL(ドイツサッカーリーグ機構)の代表者たちが会議を開いた。話し合いの内容は、ドイツ国内の各メディアがリアルタイムで報じたが、結果、ブンデスリーガ1部、2部の中断は続き、再開は、早くとも4月3日以降となった。

無観客試合となった、ブンデスリーガのボルシアMG対ケルン 同時に、DFLの代表を務めるクリスティアン・ザイフェルトは「無観客試合でリーグを続行できなければ、(現在の規模の)ブンデスリーガのプロクラブは18クラブも存在できないだろう」と説明。1部と2部を合わせて、1節ごとに約8000万ユーロ(約96億円)の収入が見込まれており、メディアではリーグが中止された場合には、約7億5000万ユーロ(約900億円)の損失を被ると予測されている。

 各クラブやリーグの社員のみならず、メディアや飲食サービスのスタッフなども含めれば、ブンデスリーガ全体に関わる雇用者数は、およそ5万6000人にも上る。これらの雇用を守るためにも、遅かれ早かれリーグを再開させる点で、各クラブの代表者たちも意見が一致している。ドイツ国内で最も経済的な基盤がしっかりしているバイエルンのヘルベルト・ハイナー会長ですら、「各クラブの存続がかかっている」と危機感を募らせる。