南野拓実がクロップ監督からの信頼の言葉に感謝「本当にうれしかった」 (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO


「まずはチームの戦術にフィットすることが大事。それから自分の持ち味を出して、チームの力になりたい。練習も全力で取り組んでいますし、もっとできるところをユルゲン・クロップ監督やチームメイトに見せていく必要がある。チームメイトは、みんなワールドクラスの選手。練習もクオリティが高いです。彼らと毎日練習していけば、自分も成長できると思います」

「イングランドサッカーの特徴は、インテンシティが高く、フィジカル的にもタフなこと。だが、それは想定していたことですし、できるだけ早く適応しないといけない。自分のポジションについては、対戦相手や試合状況で変わってくると思います。だから、『この位置でプレーしたい』とは言えません。もちろん、どのポジションで起用されてもいいプレーを見せたいです」

 目を引いたのは、南野がクロップ監督について言及している箇所だった。ドルトムントで師弟関係にあたった香川真司(現サラゴサ)から、52歳のドイツ人指揮官について話を聞いていたという。香川から聞いた話と、自身が抱いた実際の印象は、さほど変わらなかったようだ。

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