植田直通と鈴木優磨、元アントラーズ盟友のバトルは見応え十分だった (7ページ目)

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by AFLO


 今のセルクル・ブルージュに関して、「去った選手もいるし、新しく来た選手もいる。残った選手は自らの意思で、このチームで最後まで一緒に戦うという意思を示した選手だ」という現地メディアの記事があった。具体的にどういうことか、植田に解説してもらった。

「監督はいつもみんなにこう言っています。『ここを去りたければ去れ。俺は止めない。いてくれるのなら、一緒に戦おう。新しく来てくれた選手とともに、自分たちはやらないといけない』と。去った選手のことはもう関係ないので、その部分でもハッキリしているのがいいんじゃないですか」

 実際、去った選手は「たくさんいますね」と言う。そのなかで、植田はセルクル・ブルージュに残った。

「ここからほかのどこかに行くという選択肢はあまり考えてなかったし、この監督のもとでやろうと思っています。本当に楽しいので。それが一番だと思います」

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