2020.02.20

南野拓実、悔しさ露わ。
クロップ監督は「スタジアムの持つ力」を実感

  • 田嶋コウスケ●取材 text by Tajima Kosuke
  • 中島大介●撮影 photo by Nakashima Daisuke

 昨季チャンピオンズリーグ覇者のリバプールが、アトレティコ・マドリードに敗れた。

 大会2連覇を目指すリバプールは、2月18日に行なわれたA・マドリードとのCL決勝トーナメント1回戦・第1レグを0−1で落とした。リバプールが本来の持ち味を示せなかったこともあるが、それ以上に目を奪われたのは、アトレティコ・マドリードのパフォーマンスだ。

ベンチ入りした南野拓実に最後まで声はかからなかった「これぞ、ディエゴ・シメオネ監督の真骨頂」と言うべき、まったく隙のない試合運びだった。

 前半4分という早い時間帯にコーナーキックから先制点を奪うと、その後は守備を重視。4−4−2の4DFと4MFの2ラインで守備ブロックをつくり、コンパクトに陣形を絞ってスペースを与えなかった。

 本来のリバプールであれば、こうした守備ブロックもこじ開けることができる。強力3トップのスピードを生かしたり、ワンツーなどの連係プレーからネットを揺らすが、A・マドリードは最後まで集中が切れなかった。