2020.02.19

五輪サッカー史上最強か。
アルゼンチンとブラジルの陣容がすごい

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳translation by Tonegawa Akiko

 2月上旬、東京五輪サッカーの南米予選、2020CONMEBOLプレオリンピックがコロンビアの3つの都市で行なわれた。スピード、テクニック、創造力の三拍子がそろった”まさに南米”というサッカーが見られ、多くの若き才能がすばらしいパフォーマンスを繰り広げていた。

 なかでも決勝ラウンド最終戦のブラジル対アルゼンチンは、今後の世界のサッカーに大きな意味をもたらす試合となった。なぜなら、これからスターダムにのし上がると思われる選手が数多くいたからだ。この新世代の選手たちの波を知らないのは、もったいなさすぎる。彼らはあと数カ月後には、みなさんの国で多くのゴールを生み出すはずだ。

アルゼンチンを破り、東京五輪出場権を手に入れたU‐23ブラジル代表 photo by Reuters/AFLO 南米10カ国のU‐23代表は、東京五輪のたった2つの席をめぐって熾烈な戦いを繰り広げた。グループラウンドからブラジルとアルゼンチンが突出しており、ウルグアイ、コロンビアとともに決勝ラウンドに勝ち上がった。ブラジルはグループラウンドで唯一全勝したチームで、アルゼンチンは最も優れたパフォーマンスを見せたチームだった。

 4チームが総当たりする決勝ラウンドは、それまでの試合とは別物といっていいほどハイレベルの戦いとなった。