2018.05.18

酒井宏樹、日本人2人目の欧州タイトルを
獲り逃がすも「不満はない」

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki 中島大介●撮影 photo by Nakashima Daisuke

 試合後、取材エリアに現れた酒井が、意外なほどスッキリとした表情で語る。

この日、ベンチスタートだった酒井に出番は回ってこなかった「不満はまったくない。(復帰戦となった)ギャンガン戦の後のリカバリー具合も含めて、やっぱり”プロの体”ではなかった。単純にブナのほうが(コンディションがよかった)というチョイスだったと思う。3週間(サッカーを)やっていなくて、(復帰後)2回しか練習していない。ここまで(EL決勝出場を目指して)調整してきただけにすごく残念ですが、でも納得している」

 ピッチの外から見ていた試合の印象について、「アトレティコ相手に1-0になってしまうと、完全に試合の主導権はあっちへ行ってしまう。(その後は)僕らが攻めさせられている感じで、アトレティコは常にカウンターをうかがっていた。逆に僕らがああいう試合展開にしたかった」と酒井。

 そして、「(アトレティコは)相当うまかった。特にDFラインと中盤のバランスのとり方はすばらしかった。120分あっても点が入ったかどうかっていうぐらいスゴかった」と勝者を称え、完敗を認めた。

 マルセイユにとっても、酒井にとっても晴れ舞台となるはずが一転、苦い経験となった今季のELファイナル。やはりアトレティコは強かった。

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