森岡亮太をベルギーで直撃!
「ナメられないように結果を残してきた」

  • 高村美砂●取材・構成 text&photo by Takamura Misa

――ヴィッセル神戸時代も、2014年以降は森岡選手がチームの中心でした。そのときと今とでは"信頼"の種類も違いますか?

「全然違います。ヴィッセル時代は......チームメイトのほとんどが同じ日本人で言葉も理解できるし、自分が特に働きかけなくても、攻撃シーンではほとんど僕を経由していたというか。そもそも、日本は"察する"文化である分、ボールを持った選手に寄れば、何も言わなくてもボールは出てくるし、みんなが僕のやりたいことを察して動いてくれていた。

 でも、海外はまず"自分"ですから。自分が点を取るために"僕を使う"のが基本で、僕がしたいことを察して点を取る、ではない。だからこそ、『こいつにボールを預ければ、いいパスをもらえるし、自分も点を取れる』と思わせる必要性はより感じるようになりました」

――プロになったときから、海外移籍には強い願望を持っていました。その第一歩としてヴロツワフを選んだ理由と、そこからベルギーリーグのベフェレンへの移籍を決めた理由を教えてください。

「かねてから......それこそ、高校生のときから僕は、スペインリーグのバルセロナでプレーする選手になりたい、という夢を描いていましたからね。で、単純にその可能性の確率を上げるには、『ヨーロッパに行くしかない』という考えがありました。そして、『ヨーロッパに行く』というチャレンジを選択したとき、チャンスをくれたのが(最初は)ヴロツワフしかなかった、ということです。

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