岡崎慎司、2ゴールの次戦にスタメン落ち。不可解な扱いへの心境は? (5ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

「(ゴールは)こぼれ球を押し込んだものが多いんで、FWとして点を獲っているというよりは、がんばった結果として点が獲れているって思われているのかもしれない。やっぱり自分がコンスタントに点を獲ることによって(評価が変わる)。自分がもともとストライカーだったことすら、もしかしたら監督は知らないのかもしれない。そういうところを出していきたい。

 自分の場合はバーディーとの距離を近くして、もっと違う何かを出せるかと。それがサウサンプトン戦でよかったんで。そういうプレーを今後も心掛けたいですね。バーディーだけだと攻撃が読まれてきてるんで。

 バーディーが裏のスペースに抜けた後、自分が素早くペナルティエリア内に入って点を獲る形があの試合でできたので。やっと自分も『このタイミングか!』というのがわかってきた。以前はクロスに追いつけなかったので、迷いなくやれてる証拠かなと。自分もバーディーのよさをわかってきているので、もっと連係を高めたい。それが、この連戦でできるかどうかというところです」

 レスターは19日にマンチェスター・シティとのリーグカップ、23日にマンチェスター・ユナイテッドとの国内リーグ戦が控えている。リーグカップはBチーム編成で臨む公算が大きく、2トップには出番の少ないFWケレチ・イヘアナチョやFWレオナルド・ウジョアといった他のFWを起用するかもしれない。

 はたしてどんなメンバーでこの連戦に挑むのか。ピュエル監督の采配に注目したい。

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