代表からエイバルに戻った乾貴士。ここに欧州サッカー選手の日常がある (3ページ目)
乾は結局61分で交代。さすがにアジア最終予選による過密日程がコンディションに影響したかに思われたが、「そこはまったく問題なかったです。(自分の出来が)よくなかったんで、60分で代わっただけです」とキッパリ。
今回のアジア最終予選は、単純な日本との往復ではなく、サウジアラビアへの遠征も加わった。しかも、W杯出場がなるかどうかがかかった大一番とあって、精神的な重圧も決して小さくなかったに違いない。乾も「もちろん、それは特別(な試合)でした」と認める。
だが、それでも乾は「自分は2試合目(サウジ戦)には出てないですし、そう考えると、コンディションもしっかり調整できたところはあるので、コンディションがどうとかっていうところはまったく関係なかったですね」と、疲労などの悪影響を否定する。
それどころか、「いろんな選手とコミュニケーション取って、しゃべったりできるのはやっぱりリフレッシュになりますし、楽しかったですね」と言い、日本代表で過ごした期間中に英気を養えた様子さえうかがわせる。
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