2017.08.29

攻撃的になった岡崎慎司は誓う。
日本代表で「俺はこうだ!」と示したい

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

「前に行けないですから。ひとりひとりの能力が高い」

 8月26日に行なわれた第3節マンチェスター・ユナイテッド戦後に岡崎慎司の発した言葉が、この試合のすべてを集約していた。

岡崎慎司は相手の手堅いディフェンスに阻まれて無得点に終わった 開幕から2連勝中、しかも2戦とも4-0の大勝と好調なマンチェスター・Uに、レスター・シティは苦戦を強いられた。30分経過時のボールポゼッションでは、マンチェスター・Uが70%を記録。同時間のシュート数もマンチェスター・Uの8本に対し、レスターはわずか2本と押し込まれていた。

 そんな劣勢のなか、2トップの一角として先発した岡崎も守備にまわる時間が長かった。過去2試合は攻撃的な姿勢で2得点につなげたが、「守備に重きを置かざるを得なかった。(試合前に監督からもそう)言われていたんで」。低い位置まで下がって守備に走り、パスの起点となるセントラルMFのネマニャ・マティッチとポール・ポグバに食らいついていった。

 実際、岡崎の守備は効果的だった。17分にはポグバへのスライディングタックルでボールを奪って速攻につなげた。45分にも身体を腰からポグバにぶつけて体当たり。フランス代表MFを吹き飛ばしてマイボールにした。岡崎が中盤に入った4-5-1に近いフォーメーションで、レスターはマンチェスター・Uの攻撃を食い止めていた。ピッチ上で日本代表FWも手応えを感じていたという。