2017.07.15

本田圭佑のメキシコでの幸運を祈る。
ミラン番記者が明かす3年半の真実

  • クリスティアーノ・ルイウ●文 text by Cristiano Ruiu 宮崎隆司●翻訳translation by Miyazaki Takashi

 ACミランの伝説的DFであるパオロ・マルディーニは、ミランで2年目のシーズンを戦う本田圭佑についてこう述べていた。

「本田はいい選手ではある。だが、このレベルのリーグ(セリエA)にたどり着くのが少しばかり遅かったと言うべきなのだろう。ロシアリーグのサッカーには最大限の敬意を払うが、高いレベル、すなわち欧州屈指のリーグとは言えないはずだからね」
 
2016-2017シーズン限りでミランを退団した本田  photo by Getty Images

 そのマルディーニと共に、ミラン黄金期の最終ラインを担ったアレッサンドロ・コスタクルタも、「ミランのOBとして新しい10番に大きな期待を寄せるからこそ、あえて厳しい言い方をする」と前置きした上で、次のように語っていた。

「現時点での本田は”ミランの10番”どころか、単に”ミランの一員”としても認めるわけにはいかないレベルにある。さらに言えば、セリエAでプレーできる水準の選手ではないとさえ、僕は思っている。

 イタリアへ来て最初の2試合を見た時点で、『僕がいた当時のミランであれば、本田はペットボトルを運ぶ役さえも与えられなかっただろう』とも述べた。しかし本田には、僕の言葉を覆(くつがえ)してもらいたい。このコスタクルタを見返してもらいたいと思う」
 
 上に記したコメントのすべては、2014年5月当時のものである。