あの選手にC・ロナウドより高い給料。
今冬も中国の「爆買い」が爆発中 (2ページ目)
しかも、英国公共放送『BBC』の報道によれば、オスカルは週給40万ポンド(約5900万円)、つまり年俸にして約30億円を手にするというのだから、25歳の現役バリバリのブラジル代表がサッカーレベルでプレミアリーグより数段落ちる中国スーパーリーグを新天地に選ぶのもうなずける。
さらに巨額の年俸という点でそのオスカルを上回ったのが、ボカ・ジュニアーズから上海申花に移籍したアルゼンチン代表FWカルロス・テベス(32歳)である。
32歳のテベスが手にする予定の週給は、なんと推定61万5000ポンド(約8900万円)、年俸にして約46億円。2016年のバロンドール(ヨーロッパ最優秀選手賞)を受賞したFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)の年俸が週給換算で約5400万円とされていることを考えると、この金額がいかにケタ外れなものかがわかる。
ちなみに、現在のサッカー選手の年俸世界ランキングでいうと、1位がテベス(約46億円)、2位は昨年2月にパリ・サンジェルマンから中国の河北華夏に移籍したアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシ(31歳)で推定年俸約36億5000万円、そして3位が前述のオスカル(約30億円)となり、トップ3を中国スーパーリーグの助っ人外国人選手が独占することになった。近年のサッカー界の頂点に君臨する2大スター、FWクリスティアーノ・ロナウドとFWリオネル・メッシ(バルセロナ)はそれぞれ4位・5位にランキングされているというのが現状なのだ。
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