バイエルンを追う新鋭ライプツィヒが、
ドイツのファンに嫌われるわけ (3ページ目)
ライプツィヒに贈られる周囲からの賛辞も日に日に増している。
前節、0‐2で敗れたダルムシュタットのノベルト・マイヤー監督は、「選手たちを責めることはできない。我々はしっかりと守備をしていたし、チャンスをほとんど作らせなかった。非常に強いメンタルを持って、モチベーションは高かった。つまり、選手たちはできることをすべてやっていたんだ。しかし......ライプツィヒには高いクオリティを持つ卓越したプレーヤーがいた。ライプツィヒが相手では、敗戦も仕方がないことなのだ」と脱帽した。
ライプツィヒと同じ旧東ドイツの出身で、元ドイツ代表主将であるミヒャエル・バラックも、『ビルト』紙に対し、「彼らのここまでのパフォーマンスは、すごいとしか言いようがない。淡々と攻撃的にプレーしているが、同時に極めて合理的なサッカーをしている」と手放しで称賛している。また、追われる立場にあるバイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督も、「ライプツィヒは非常に高いインテンシティでプレーしており、組織力も抜群だ。彼らの今の順位は、彼らの実力がそのまま表れている。我々のベストな競争相手だ」と話していた。
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