2016.09.18

香川真司の内面に何が?
ドルトムントで出場機会減少も余裕の対応

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by AP/AFLO

ダルムシュタット戦前半、先発を外れたオーバメヤンと談笑する香川真司 香川真司が出遅れている。ドイツ杯1回戦トリール戦、リーグ開幕戦マインツ戦とフル出場したものの、W杯予選をはさんで第2節ライプツィヒ戦はベンチ外。続くチャンピオンズリーグ初戦のレギア・ワルシャワ戦ではベンチ入りしながら出場機会はなかった。9月17日の第3節ダルムシュタット戦では63分から出場したが、すでに3-0と勝負がついてからの交代だった。試合は6-0とドルトムントが圧勝している。

 昨季までと比較すると出場状況の違いは明らかだ。例えば昨季はユルゲン・クロップからトーマス・トゥヘルに監督が交代し、戸惑いを口にしながらも、第14節まではすべて先発出場。後半戦に入り、第18節でベンチ外となった時などは、ドイツメディアもこぞって騒いだものだ。

 香川自身の様子も少々違う。これまでなら先発を外されたり、思い通りのプレーができなかったりすると、試合後にコメントを残さなくなり、何か話したとしても口調や表情からは内面の苦悩が”だだ漏れ”だった。だが今季は、こちらが不安になるほどいたって落ち着いている。

 ダルムシュタット戦後もこんな調子だ。