2016.08.15

リーガ2強の夏。チーム作りが
順調なのはバルサか? レアルか?

  • 山本美智子●取材・文 text by Yamamoto Michiko ラファ・ウエルタ●撮影 photo by Rafa Huerta

 スペインを代表するビッグクラブ、レアル・マドリードとバルセロナが、来季に向けてどういった補強をするのかは、毎年、オフシーズン最も興味をそそる話題だ。

 リオデジャネイロオリンピックが行なわれていても、スペインのスポーツニュースは、相変わらずバルサとレアル・マドリードの夏の補強の話題がトップで、オリンピックは二の次だ。
レアルとバルサの競合の末、バルサがバレンシアから獲得したアンドレ・ゴメス
 ここ数年、ビッグクラブにおいては、ほぼ毎年スター選手の補強が望まれるようになった。以前は「常勝チームは変えない」ことが基本だったため、昨季チャンピオンズリーグ優勝を果たしたレアル・マドリードは「別に補強を焦る必要はない」といった論調も地元紙には見られる。とはいえ同時に、バルセロナが、MFアンドレ・ゴメス、DFリュカ・ディニュ、DFサミュエル・ユムティティ、MFデニス・スアレスなどの補強をしているのを横目で見ながら、焦燥感が募っている様子もある。

 特に、アンドレ・ゴメスに関しては、レアル・マドリードがバルサよりも高い移籍金を提示してレアル移籍が確実視されていただけに、バルサ移籍の発表は、マドリードに衝撃を与えた。