2016.06.15

ブラジル敗退でメッシのヒゲは伸びる一方。大波乱のコパ・アメリカ

  • 三村高之●文 text by Mimura Takayuki photo by AP/AFLO

ペルーに敗れて決勝トーナメント進出を逃したブラジルのドゥンガ監督 ユーロと時を同じくして、アメリカではコパ・アメリカが開催されている。昨年チリで行なわれたばかりだが、今年は100周年(センテナリオ)ということで記念大会の開催となった。

 コパ・アメリカの歴史はユーロより古く、代表チームによる大陸選手権としては世界最古のものになる。記念大会ということで開催地はアメリカ。CONCACAF(北中米カリブ連盟)所属の6カ国が加わった計16カ国が4カ国ずつに分かれてグループリーグを戦い、各グループの上位2カ国が決勝トーナメントで優勝を争う。

 昨年のFIFAスキャンダルでの逮捕者の多くはCONMEBOL(南米連盟)とCONCACAFの幹部たちだった。この記念大会も汚職の舞台となっていたため、スポンサーが集まらないという危機があったものの、何とか開催にこぎつけた。

 南米勢にとっていつものコパ・アメリカとは勝手が違うというわけではないだろうが、大会はグループリーグから大波乱が起きている。

 5年前の前々回大会を制したウルグアイは、メキシコに1-3で敗れる黒星スタートとなった。オウンゴールで失点した後、一度は同点に持ち込んだが、終盤に2ゴールを奪われ完敗。しかし相手がメキシコならば、敗戦も想定内だろう。