2016.06.02

ドイツ2部で復活の宮市亮、「最終戦の爆発」と「ケガ対策」を語る

  • 山口裕平●文 text by Yamaguchi Yuhei photo by Itaru Chiba/AFLO

今季最終戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた宮市亮 ドイツ2部ザンクト・パウリの宮市亮は、最終戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝く大活躍を見せ、シーズンをいい形で締めくくった。最終戦終了後、チームはスペインのリゾート地マヨルカ島で3日間のオフを過ごし、ブレーメン近郊の街の選抜チームとの練習試合を最後にシーズンオフへと突入した。

 クラブの公式メディアがマヨルカ島から発信したチームの集合写真には宮市のリラックスした表情が写っているが、その姿を見つけるのには少しだけ時間がかかる。いずれの写真でも最後尾に立っているからだ。それ自体に大きな意味はない。たまたまそうなってしまっただけかもしれないし、ただ性格が控えめなだけかもしれない。

 ただ、今季の終盤に復帰したばかりの本人の頭の中には、まだチームの中心にはなれていないという思いがあるのは確かだろう。

 4月初旬に実戦復帰を果たした宮市は、その後も2試合で終盤に出場機会を得た。しかし第31節ではベンチに入りながら、エワルト・リーネン監督から声がかかることはなく、翌第32節ではベンチメンバーからも外れることになった。

 実はその2週間、負傷から癒えたばかりの左膝は状態が思わしくなかった。それも不安だから様子を見るというレベルではなく、「痛くてプレーできなかった」というほどの状態だったという。