長谷部誠、因縁の対決。ブンデス入れ替えプレーオフ初戦は痛恨のドロー
プレーオフ、ニュルンベルク戦に先発フル出場した長谷部誠 ブンデスリーガ1部2部入れ替えプレーオフ、フランクフルト対ニュルンベルク。19日にフランクフルトで行なわれた第1戦は1−1で引き分けた。アウェーゴールを奪われたフランクフルトにとって大きな痛手であり、ニュルンベルクはホームでの第2戦に向けて大きなアドバンテージを得た。
試合後、フランクフルトの長谷部誠は「勝ちたかった......。90分の前半が終わったという感覚でやっていきたい」と、次へ向けて気持ちを切り替えていた。
両チームにはどことなくこのあたりの順位の常連といった印象がある。フランクフルトはブンデスリーガ創立初年度の1963年から属するいわゆる古豪でありながら、ここ数年は定期的に2部降格を繰り返している。最近では11~12シーズンを2部で戦い、1シーズンで1部復帰を果たしたばかり。2000年以降を見てみても、01~02、02~03シーズンは2部。03~04シーズンを1部で戦ったと思ったら、翌シーズンは再び2部へ、といった具合だ。上位をうかがうというよりは、いかにして残留争いに加わらずにシーズンを終わらせるかが目標といっていい。
今季はシーズン中の監督交代でニコ・コバチが新監督に就任したが、長らく自動降格圏である17位にとどまっていた。ようやく第31節から3連勝し、一時は15位に浮上したが、最終節でブレーメンとの直接対決に敗れ、プレーオフにまわった。
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