2016.02.14

香川真司、「ベンチ外」騒動を語る。4節ぶりフル出場は「監督の優しさ」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 ブンデスリーガ第21節、ドルトムントがハノーファーを1-0で下した。香川真司はリーグ戦第17節ぶりのフル出場。その間わずか4試合とはいえ、ウィンターブレイクをはさんでいるため、12月19日以来、実に2ヵ月ぶりということになる。

ハノーファー戦に先発フル出場した香川真司 試合を通して体が重い印象は拭えなかった。視察に訪れた日本代表ハリルホジッチ監督からは「(ほぼ)2試合欠場していたから、重いのか」と指摘されたという。香川は「フィットネスには厳しい人なので」と苦笑い。簡単な立ち話だったが、雰囲気はとても和やかなもので、ほっとさせられた。

 同日の試合でホッフェンハイムが勝ち点1をあげたため、ハノーファーは最下位に転落している。そんな苦境にあえぐ相手との一戦としては、ふがいない内容だったと言わざるをえない。ヘルタ戦で香川がベンチ外になったことは現地でも大きな話題を呼んだが、香川自身を取り巻く状況にも、そしてドルトムント自体にも、解決しなければいけない問題が多いように思う。

 まずはドルトムント。トーマス・トゥヘル監督の後半戦のチャレンジについて触れる必要がある。