「メッシ依存症」から脱却してレアルに完勝。バルサの新たな攻撃力 (5ページ目)

  • 山本美智子●取材・文 text by Yamamoto Michiko photo by Rafa Hueruta

 もちろん、ルイス・エンリケ監督が絶大な信頼を寄せるアンドレス・イニエスタや、今季その実力が再評価されているセルヒオ・ブスケッツ、今回のクラシコでロナウド、ベンゼマ、ハメス・ロドリゲスと、レアルのアタッカーのシュートをストップしたGKブラボなど、バルサが圧勝した要因は、ほかにもさまざまあることも忘れてはいけない。

 こうして予想外の点差でクラシコは終わったが、両チームは休む間もなく今週のチャンピオンズリーグに臨む。「メッシ依存症」からの脱却を印象づけ、そのスタイルに自信をつけたバルセロナ。監督の望むスタイルに不満を抱き、傷口を広げたレアル・マドリード。舞台が変われば、気持ちの持ちようも変わるとはいうものの、クラシコを終えた今、両チームの距離は、勝ち点6点差以上のものがある。

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