CL復帰のマンUはいきなり逆転負け。名門復活へ遠い道のり
9月15日、チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグが開幕した。レアル・マドリードはクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどでシャフタール・ドネツクを4-0と圧倒。強豪チームが集まったグループDでは、マンチェスター・シティがユベントスに1-2で敗れ、セビージャは3-0でボルシアMGを下している。
昨季オランダリーグで優勝、08~09シーズン以来CLに駒を進めたPSVと、ファン・ハール体制2季目で凋落からの立て直し真っ最中のマンチェスター・ユナイテッドとの一戦は、マンUが2シーズンぶりに欧州の舞台に返り咲いたことで注目が集まった。
PSVに逆転され渋い表情のファン・ハール監督(マンチェスター・ユナイテッド) だが、結果は厳しいものとなる。マンUは1-2で逆転負け。しかも守備の要として機能するルーク・ショーが負傷し、長期離脱が決定。ルーニー不在の今、泣きっ面に蜂とでも言いたくなる1日となった。
久々のCLを戦うPSVシュタディオンはどことなく温かいムードだった。場内アナウンスによるメンバー紹介の時には、今季PSVからマンUに移籍したばかりのデパイを大きな拍手で迎え、アヤックス出身のブリントにはブーイングを響かせた。ある意味で勝負を度外視して大一番を楽しんでいる感があった。
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