2015.09.03

移籍金最高額はデ・ブライネ。今夏の市場はプレミアひとり勝ち

  • 中山淳●文 text by Nakayama Atsushi photo by Manchester City FC via AP/AFLO

 いまや世界的風物詩ともなったヨーロッパサッカー夏の移籍マーケット。今シーズンも移籍期限の8月31日(プレミアリーグは9月1日)ギリギリまで各クラブの選手争奪戦が繰り広げられたが、1年前のワールドカップ終了後のマーケットと比較すると、今夏はビッグネームに動きがなかったこともあり、やや静かな印象だった。

 とはいえ、マーケットで動いたお金は決して少なくない。

マンチェスター・シティに移籍したベルギー代表MFデ・ブライネ この夏の移籍金トップ3を見てみると、最高額をマークしたのはドイツのヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに加入したケヴィン・デ・ブライネの移籍にかかった推定7400万ユーロ(約100億3000万円)。2位はわずか1年でマンチェスター・ユナイテッドを退団し、フランスのパリ・サンジェルマンに新天地を求めたアンヘル・ディ・マリアの移籍金推定6300万ユーロ(約85億4000万円)。そして3位はリバプールからマンチェスター・シティに移籍を果たしたラヒーム・スターリングの移籍金推定6250万ユーロ(約84億7000万円)だった。

 この上位3人の顔ぶれを見ても、今回に限って言えば、動いた金額がその選手の価値に見合っているかは疑問の余地を残すところではある。しかしながら、少なくとも今夏のマーケットも近年の傾向を踏襲したものだったことに疑問を持つ者はいないだろう。