CLベスト4へ。圧勝劇がバイエルンに与えたもの
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦。バイエルン対ポルトは6-1でバイエルンが圧勝した。
ベスト4進出を喜ぶバイエルンの選手たち 第1戦は全4カードの中で最も驚くべき結果だった。バイエルンはアウェーとはいえ1-3で敗れていた。
今季のバイエルンは、ブンデス後半初戦のボルフスブルク戦で4失点したものの、極端に少ない失点数で首位をひた走ってきた。ブンデスではここまで23勝4分2敗。29試合でわずかに13点しか失っていない。CLではグループリーグを5勝1敗で1位通過。決勝トーナメント1回戦はシャフタール・ドネツクにアウェーの第1戦で引き分け、ホームの第2戦は7-0で圧勝した。
ポルトでの第1戦は、いつものブンデスのペースで主導権を握ろうとしたところ、出鼻をくじかれた。生きのいいポルトの前線からのプレッシャーに狙われ、最終ラインが慌ててミスを犯した。前半3分には先制点を献上、GKノイヤーがイエローカードをもらうおまけまでついた。ポルトが分析に分析を重ね、しかもホームの利を最大限に生かした勝利だった。
ミュンヘンで行なわれた第2戦も、バイエルンを苦しめてくれるのではないかというポルトファンの期待は膨らんだ。
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