2015.04.17

プレミア王者マンチェスター・シティが急降下した理由

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao photo by Getty Images

 チェルシーとともにプレミアの2強を形成していたかと思ったら、気が付けばチャンピオンズリーグ(CL)本戦ストレートインの3位以内も怪しくなってきた。ユナイテッドとのマンチェスターダービーを落としたシティの勢いは下がる一方だ。

去就が注目されるペジェグリーニ監督(マンチェスター・シティ) 過去4戦のダービーでは宿敵ユナイテッドに内容、スコアで圧勝していたシティ。4月12日のオールド・トラフォードでも8分にFWアグエロのゴールで先制したまではよかった。前の週の敗れたクリスタル・パレス戦と比べても、立ち上がりから見違えるように気合いが入り、今回もタレント力で勝利を手にするかに思われた。

 だが、シティのペースは長くは続かなかった。14分には自軍右サイドを突破されMFヤングに同点弾を許すと、その後はリーグ5連勝で勢いに乗るユナイテッドに主導権を持っていかれ、終わってみれば4失点。終了間際にアグエロの2点目で1点を返したものの、2-4と敗れてリーグ戦アウェー4連敗となった。

 なんとか来季のCL圏内の4位は死守しているものの、これで1試合消化の少ない首位チェルシーとの勝ち点差は12に広がり、連覇の可能性は絶望的。3位ユナイテッドとの勝ち点差も4と広がった。