ダービー完勝に自信。あの香川真司が戻ってきた (4ページ目)
「うまく3バックの裏(をとる)だったり、セカンドボールを拾ったりできた。相手の3ボランチのスペースも、サイドハーフにすごいスペースがあってボールを支配できた。今日は本当に集中して連動して、相手より一歩速く動けていたから、(今後も)ああいう戦いができればいいんじゃないかなと思います」
――ユベントスに敗れたばかりだが、戦いに自信があった?
「そうですね。やりながら、良いときのイメージ(を思い出した)。プレッシャーの掛け方だったり、取った後の攻撃の質だったり、みんなうまく連動して戦えてるなと感じました。欲を言えば前半で1、2点取れればもっと試合を楽に進められたのかなと思いますけど、その中でも後半、しっかりと(点を)取れて良かったと思います」
悔しさが少々にじむのは、チームが復調してもなお自身にゴールがないから。それは、いつもの香川が戻って来たことの証だった。
今後、ドルトムントはこの勝利で勢いを得るだろう。一方シャルケは、再来週のCLレアル・マドリード戦までに何かを取り戻したいところ。最高潮の興奮の中で行なわれた一戦は、両者にとって今季の分岐点になりそうな試合になった。
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