首位独走態勢へ。チェルシー支えるモウリーニョ流 (3ページ目)
もちろん、今季2敗目を喫したトットナム戦では5失点を喫しているように、チェルシーにも穴がないわけではい。とくにチャンピオンズリーグの決勝トーナメントを考えれば、テリーとケーヒルのCBコンビのスピード不足には不安を隠せず、攻撃のキーマンの1人であるアザールにしても、守備に回ると一転して弱点になりかねない面は否めない(トットナム戦がまさにそうだった)。
ただしプレミアについていえば、当面のライバルであるシティのよほどの健闘がなければ、このまま首位を走り切る公算は大きい。次節、今月31日にはそのシティをホームのスタンフォード・ブリッジに迎えるが、そこで一つの答えが出る可能性さえありそうだ。大一番でこそ力を発揮するモウリーニョとしても腕の見せどころである。
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