2013.06.06

W杯欧州予選、首位を走るベルギーと旧ユーゴ2ヵ国に注目!

  • 中山淳●文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by Reuters/AFLO

首位を走るベルギーの10番、エデン・アザール(チェルシー)

無敗のベルギー、クロアチアが首位争い 世界各地で行なわれているW杯予選の中でも、最激戦区として知られるヨーロッパ地区予選。9グループに分かれた計53チームが激しい戦いを繰り広げてきたが、来年ブラジルで開催される本大会に出場できるのはわずか13チームにすぎない。各グループ首位となる9チームは自動通過。グループ2位になってしまうとプレイオフに回ることになる(ただし、2位の中の最下位はプレイオフに出場できない)。


強豪チェコは苦戦中だ ヨーロッパ地区はハイレベルなチームがひしめくだけに、過去の歴史を振り返ってみても、必然的にW杯本大会に出場できるはずの強豪が予選で姿を消すケースが多い。


 今回の予選でも、すでに各チームの明暗が分かれ始めている。


ドイツは磐石。注目は2位争いに まず、順調に勝ち星を重ねて首位を独走しているのはドイツとオランダで、おそらく9月には本大会出場権を獲得しているはずだ。その次に有力なのが、消化試合が少ないながらグループBの首位を走るイタリアと、3月にフランスとの直接対決を制して首位に返り咲いた現世界王者のスペインだろう。


 逆に、シードチームの中で苦戦している強豪が、ポルトガルとイングランドだ。


オランダは全勝で、1位抜けはほぼ確実 現在3位のポルトガルが戦うグループFでは、前イングランド代表監督のファビオ・カペッロ監督率いるロシアが首位に立ち、ロシアはポルトガルよりも2試合消化が少ないという状況。さすがに目下2位を争っているイスラエルの後塵を拝すとは思えないが、ポルトガルにとっては険しい道が続きそうだ。