2013.05.04

手術は成功。サネッティ復帰を確信する声がイタリア中に広がっている

  • 内海浩子●文 text by Uchiumi Hiroko
  • photo by AFLO

4月28日、パレルモ戦で左アキレス腱を断裂したハビエル・サネッティ 外国人選手ながら、歴史あるセリエA史上2位の出場試合数を更新中(現役選手の中ではもちろん最多)で、137試合連続出場のリーグ記録を持ち、インテルで14年にわたってキャプテンを務めてきた”鉄人”サネッティが、4月28日、パレルモ戦で左アキレス腱を断裂した。

「これが最後の試合ということも……」

 サッカー番組のキャスターは思わず口にした。試合後の共同記者会見でも真っ先に「これで引退の危険性もあるのでは」という質問が飛んだ。そこには今年8月で40歳になる彼の年齢の問題があった。

 すぐさまコンテ(ユベントス監督)、アレグリ(ミラン監督)といった敵将や、ブッフォン、モントリーボといった現在のライバルたち、さらにはロベルト・バッジョ、デル・ピエロらかつてピッチで戦ったスターたちが様々な形で復帰への激励の声やメッセージを寄せた。

 真面目な呼びかけが多い中で、異彩を放っていたのがトッティ。自らのサイト内のブログで彼らしい温かい言葉をかけている。「ハビエル、アオー!(ローマ弁の「おいっ!」)冗談かましてんじゃないよ。次のローマ対インテル戦で待ってるぞ。ペナント交換はお前としかしないからな!」

 さて、元チームメイトのバロテッリが「彼は偉大な人間だ」と言って1日も早い復帰を願っていたように、サネッティの人柄と精神的な強さをあらためて思い知らされるコメントも少なくない。