【Jリーグ】京都から始まったパク・チソンのサクセスストーリー 「3つの肺を持つ男」はウイング転向でブレイク (4ページ目)
【サンガ歴代最強の助っ人】
京都の歴史を振り返ると、チェ・ヨンス(崔龍洙)、パウリーニョ、アレモン、ディエゴ、ミロシュ・バヤリッツァといった面々がチーム成績に影響を及ぼす外国人選手として活躍した。2026年シーズンはラファエル・エリアスとマルコ・トゥーリオが前線で存在感を発揮している。エリアスは2025年に18ゴールをマークし、リーグ戦におけるクラブのシーズン最多得点記録を更新した。
それでも、クラブ歴代最強の助っ人を挙げるなら、僕はパク・チソンを選ぶ。僕だけでなく、多くの人が選ぶに違いない。
2002年シーズンに天皇杯をもたらしたトライアングルは、それぞれの長所を引き出し合う関係を構築した。彼らが絡んだ攻撃はダイナミズムに富み、観る者の胸を躍らせた。彼ら自身もともにプレーすることを楽しんでいて、それがまた期待感を抱かせた。
2003年元日の天皇杯を最後に、パク・チソンはPSVへ移籍した。クラブレベルでのサクセスストーリーが幕を開けるのだが、そのプロローグはJリーグで綴られており、彼がヨーロッパで輝きを放つたびに、サンガで過ごした日々が煌(きら)めいたのである。
著者プロフィール
戸塚 啓 (とつか・けい)
スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専
門誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より 7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグ ワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本 サッカー』(小学館)
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