【Jリーグ】ガンバ大阪では3冠獲得に貢献 パトリックのプレーは大胆かつ豪快、ピッチ外では謙虚そのもの (2ページ目)
【ガンバ大阪でブレイク】
パトリックは2014年、ブラジルに戻ってプレーすることになった。しかしそれも束の間、7月に再び来日し、今度はガンバ大阪に加入する。ブラジルワールドカップ後のリーグ戦再開とともにピッチに立ち、加入後初スタメンから3試合連続ゴールを記録してチームを勢いに乗せた。
「2013年のフロンターレとヴァンフォーレでの経験があったので、ガンバに来た時には日本のサッカーについて理解できていました。だからチームにすぐ、馴染むことができました。それから、長谷川健太監督が試合で使ってくれたことが大きかったですね。監督から信頼されていると感じることができて、その安心感が思いきったプレーにつながりました」
J2から復帰した1年目のシーズンで、ガンバはJ1リーグの頂点に立つ。リーグカップと天皇杯も獲得し、国内3大タイトルを独占した。パトリックはリーグ戦19試合出場で9ゴールをマークし、リーグカップと天皇杯ではタイトルに直結するゴールも奪う。遠藤保仁、阿部浩之、宇佐美貴史らの優れたパサーとアタッカーに囲まれ、ポテンシャルを一気に解放したのである。
シーズン途中に加入した外国人選手は、ディフェンスのポジションの選手なら守備力の向上を、攻撃の選手なら得点力アップに直結する働きを問われる。外国人最多の得点を記録しているマルキーニョスは「ハーフシーズンの助っ人」として、東京ヴェルディ1969と清水エスパルスのJ1残留に貢献した。それによって、彼のキャリアはさらに充実したものとなったと言える。
パトリックも同じだっただろう。2014年の活躍を受けて翌2015年もガンバのユニフォームを着ると、その夏に2016年末までの契約延長を勝ち取った。
2017年の途中から在籍したサンフレッチェ広島では、2018年にキャリアハイとなる20ゴールを叩き出した。しかし翌2019年、一気にプレータイムが減少してしまう。そんなタイミングで、古巣のガンバ大阪からオファーが届く。パトリックは夏の移籍市場で復帰を果たし、2020年、2021年、2022年と3年連続でチームトップの得点を記録した。
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