岡野雅行が啞然とした高校初の練習試合「ブルース・リーの映画以外で、あんなに人が倒れていくのを初めて見た」
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学校での部活を取り巻く環境が変化し、部員数減少も課題と言われる現在の日本社会。それでも、さまざま部活動の楽しさや面白さは、今も昔も変わらない。
この連載では、学生時代に部活に打ち込んだトップアスリートや著名人に、部活の思い出、部活を通して得たこと、そして、今に生きていることを聞く──。部活やろうぜ!
連載「部活やろうぜ!」
【サッカー】岡野雅行インタビュー/第2回(全4回)
「ウソみたいだけど、ホントの話ですよ」と高校時代の部活動について語る岡野雅行氏 photo by Sano Mikiこの記事に関連する写真を見る
高校の入学式では、いきなり特攻服を着たヤンキーたちが殴り合いのケンカ大会を始めました。
今だから笑って話せますけど、当時はそんな余裕なんてなく、ただただ「ヤバい! 大変なとこに来ちゃったな」という恐怖だけです。
しかも当時のうちの高校は全寮制だったので、学校を離れても、常にそういう人たちが近くにいる。
当然、学校をやめようとも思いました、何回も。でも、僕らの頃って親が学校に怒鳴り込んでくるような時代ではなかったし、ちょっとつらいからって、親を悲しませるようなことは言えなかった。だから、毎日「どうしようかな」と悩む日々でしたね。
そんな学校だから、部活も大変でした。
理事長に「サッカー部はないんですか?」って聞きにいくと、「あるよ」とは言われるけれど、実際にやっているのはひとりだけ。「それ、サッカー"部"じゃないですよね」ということで、僕は「じゃあ、もう作るしかないな」と決心したんです。
僕はまだ1年生でしたけど、ないなら作るしかないじゃないですか。だったら、もう自分でやるしかない!
そこで、僕は部員の募集をして、20人くらい入ってきてくれたのが、サッカー部のスタートでした。
ただ、なかには"ケンカをするため"にサッカー部に入った人もいたんですけどね。
というのも、うちの高校は、寮と校舎の往復以外、外出することができなかったんです。なぜなら、外に出ると、問題を起こすから。
だけど、サッカー部に入れば、総合運動場などの公共施設で練習をするから、堂々と"シャバ"に出られる。向こうから歩いてくる他校のヤンキーがいたら、「アイツら、調子乗ってんな。ちょっと行ってくるわ」みたいな感じです。
初めての練習試合も大変でした。
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