高校サッカーインターハイで見逃せないMF&FW8人「進化するドリブラー」「難易度の高いゴールを連発」
高校サッカーインターハイ2025注目選手 後編
高校サッカーのインターハイで活躍が期待される、チームの攻撃のキーマンは誰か。 ここでは攻撃的MF&FWの注目選手8人を紹介する。
昌平のMF長璃喜 photo by Yoshida Taroこの記事に関連する写真を見る長璃喜
(おさ・りゅうき/昌平/MF/3年/165cm、62kg)
U-18世代屈指のドリブラーが進化を遂げている。1年時の選手権で衝撃的な3試合連続ゴール。シザース、切り返しから一気に加速し、左サイドから中、縦へ切れ込むドリブルはわかっていても止められない。
毎試合のように対戦相手からドリブルを警戒されるなか、今年は裏抜けなどオフ・ザ・ボールの動きが増加。埼玉県予選ではいずれも鋭い動き出しから2試合連続ゴールを決めるなどプレーの幅が広がり、得点数にも結びついている。
「得点、シュートの意識は上がっています。(進路も注目されるが、)まずはインハイ」
前回大会決勝では2度の同点ゴールでチームを救い、試合終了間際に決勝点をアシスト。"主役"となったMFが今年も夏に輝く。
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著者プロフィール
森田将義 (もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。10代の頃から、在阪のテレビ局でリサーチとして活動。2011年からフリーライターとしてU-18を主に育成年代のサッカーを取材し、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿を行なう。
吉田太郎 (よしだ・たろう)
1976年、千葉県生まれ。2000年から金子達仁氏主宰、スポーツライター養成講座「金子塾」で活動。スポーツ新聞静岡支局記者などを経て、2007年よりサッカーメディア「ゲキサカ」(講談社)で編集記者。U-18の育成年代を中心に、サッカーの取材、執筆、撮影を行なう。