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文武両道No.1受賞の後藤若葉 女子サッカー早大主将・日本代表と超多忙でも勉強ができた理由 (3ページ目)

  • text by Sportiva

――そのなかで大学4年時に、日本の大学生として唯一、杭州アジア競技大会のメンバーに選出され、日本の優勝に貢献しました。まずは、ご自身にとってこの大会への出場と優勝はどんな意味がありましたか。

 自分はU-19日本代表としてプレーしてU-20ワールドカップの出場権を獲っていたんですが、それがコロナの影響でなくなってしまいました。女子の場合、U-20の上はなでしこジャパンのカテゴリーになるので、一気にレベルが上がります。杭州アジア大会の代表として、次のなでしこを狙う若手選手を起用してくれたのがすごくありがたかったですし、久しぶりに日の丸を背負う誇りを感じることができました。

 選出された選手のほとんどがWEリーグでプレーする選手たちで、プレーの質の高さや判断のスピードは感じましたが、逆に自分は大学リーグでやってきたなかで、通じる部分もあると感じることができたのはよかったです。

 また海外の選手との対戦で、フィジカルの強さやスピードを久しぶりに感じることができたのは、本当に"いい経験"という言葉では足りないくらいの経験をさせてもらえたと思っています。

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【Profile】
後藤若葉(ごとう・わかば)
2001年6月4日生まれ、東京都出身。5歳の頃にサッカーを始め、中学から日テレ・東京ヴェルディベレーザの育成組織メニーナに所属。各年代の代表にも選出され、AFC U-19女子選手権2019では優勝も経験した。高校卒業後は早稲田大学に入学し、4年時には主将としてチームをけん引。関東大学女子サッカーリーグ戦1部2位、インカレ準優勝の成績を収めた。2023年8月には特別指定選手として三菱重工浦和レッズレディースに所属。同年9月の杭州アジア大会に日本の大学生から唯一選出され、全試合先発出場し優勝に貢献した。大学卒業後は浦和の一員として活躍している。

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