Jリーグ30周年を記念してクイズを出題 「30年でハットトリックを最も多く決めた選手は誰か」ほか10問 (2ページ目)
【解答編】
A1:神戸総合運動公園陸上競技場(神戸ユニバー) 4万1054人
11月6日のガンバ大阪対ヴェルディ川崎戦。当時、日本には野球場を除いて4万人以上を収容できるスタジアムは国立と神戸ユニバー、広島ビッグアーチ(現エディオンスタジアム広島)の3つしかありませんでした。その後、2002年日韓W杯を前に大規模スタジアムがいくつも建設され、最近は近代的な球技専用スタジアムが整備されるようになっています。ちなみに、1993年の広島ビッグアーチでの最多観客数は、5月22日サンフレッチェ広島対Ⅴ川崎戦の3万6863人でした。
A2:永島昭浩
1993年には8人がハットトリックを達成しており、先日、ACL決勝でアル・ヒラルの監督として来日したラモン・ディアスはなんと3度も記録しています。以上の3人のほか、1993年にハットトリックを記録したのは、外国籍選手ではアルシンド(鹿島)とパベル(ジェフユナイテッド市原)。日本人では永島のほか武田修宏(Ⅴ川崎)、松浪正信(G大阪)、三浦知良(Ⅴ川崎)が記録しました。
A3:ウェズレイ(8回)
2000年に名古屋グランパスエイトに入団し、その後広島、大分トリニータでもプレーしたウェズレイ。ドリブルやミドルシュート、FKなどさまざまな得点パターンを持つ、まさにゴール・マシーンでした。2007年には外国人選手として初めて100ゴールを達成し、通算得点数も124点とマルキーニョス(鹿島ほか)に次いで外国人選手の第2位。得点数100以上を記録した選手で1試合平均得点が0.5を超えるのはウェズレイだけです。
A4:眞中靖夫
2001年7月14日に長居スタジアムで行なわれたセレッソ大阪対柏レイソル戦での出来事でした。柏に0-1とリードされていたC大阪は、68分に眞中を投入します。すると、眞中はその4分後の72分に同点ゴールを決め、さらに73分、75分にも得点して出場後わずか7分間でハットトリックを達成して逆転勝利に貢献しました。2011年には同じくC大阪の播戸竜二が清水戦の73分に投入され、76分から87分までにハットトリックを演じたことがあります(試合は3-3の引き分け)。
A5:浦和レッドダイヤモンズ
なんと、Jリーグ屈指の観客動員力を誇る浦和レッズは初年度には観客数が最少だったのです。1993年は第1ステージ、第2ステージともに最下位と成績不振だったということもありますが、最大の原因はスタジアムが小さかったことです。浦和市駒場競技場(現浦和駒場スタジアム)の1993年当時の収容力はわずか1万人。改修が終わって2万1500人収容となるのは1995年になってからのことです。
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