高校サッカー選手権で絶対注目のGK&DF11人。「穴がない」「一気に化けた」「中村憲剛氏からの指導で変わった」選手たち (2ページ目)

  • text by Matsuo Yuki

徳島市立のGK藤澤芭琉 photo by Morita Masayoshi徳島市立のGK藤澤芭琉 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る藤澤芭琉 
ふじさわ・はる(GK/3年/徳島市立・徳島県/188cm、81kg)

「藤澤選手はチーム内に同級生のライバルがいなくて、なかなか刺激がもらえないなかで、高校選抜の合宿に行っていろんな指導を受けたり、全国のいいGKたちから刺激を受けて本当にサッカーに詳しくなった印象がありますね。コーチングの質がすごく高まったし、自覚も出てきた。3年生になった今年は全国の舞台で活躍してくれるんじゃないかなと期待しています」(森田氏)

前橋育英のGK雨野颯真 photo by Matsuo Yuki前橋育英のGK雨野颯真 photo by Matsuo Yukiこの記事に関連する写真を見る雨野颯真 
あまの・そうま(GK/2年/前橋育英・群馬県/184cm、76kg)

「夏のインターハイで優勝した前橋育英で、大会を通じて一気に化けた選手です。本当に変わりましたね」(土屋氏)

「中学時代から都内では名が知られていて、世代別代表の経験もあるGK。1対1が強く、サイズもある。ここぞという場面でのシュートストップもすばらしいし、インターハイの決勝でも好セーブを連発していました」(松尾氏)

四学大香川西のGK三谷虎太朗 photo by Morita Masayoshi四学大香川西のGK三谷虎太朗 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る三谷虎大朗
みたに・こたろう(GK/3年/四学大香川西・香川県/168cm、55kg)

「身長168cmなんですが、本当にいいGK。高松にあるFCコーマラントというチームで中学時代はプレーしていたんですけど、このチームの選手は大手前高松高に進学する選手が多いんです。最初は彼も行くつもりでいたんですけど、セレクションで不合格になってしまった。そこで大手前高松を倒したいと言って、一人だけ香川西高に進学したんです。背は小さいけど、それを補う力があって、前への飛び出しとコーチングがすばらしい。"頑張っていれば道は切り開けるんだ"という高校サッカーらしい夢を体現した選手ですね」(森田氏)

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