川崎フロンターレ、3週間のACL遠征終了。脇坂泰斗が「驚きました」という部屋での出来事とは? (6ページ目)

  • 原田大輔●取材・文 text by Harada Daisuke
  • photo by (C)KAWASAKI FRONTALE

 誰が出ても、川崎フロンターレ。グループステージを振り返れば、脇坂の言葉に深くうなずいた。

 日本に帰ってからも、コロナ禍のため、しばらくはバブル方式での生活が続くことになる。それを脇坂に問いかけると、こう言って笑った。

「家にはまだ、しばらく帰れないかもしれないですけど、僕としては日本に帰れるだけでハッピーです」

◆「まさかウズベキスタンで塩サバが」。川崎フロンターレの選手たちがACLのホテル生活を現地報告>>

 ウズベキスタン遠征を通じて、「チーム川崎」の一体感を知ると同時に、そのひと言が過酷な日々を物語ってもいた。そして、彼らの戦いは続いていく。

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