青森山田はどこまでも用意周到。容赦のない攻撃に強さの真髄を見た (3ページ目)
その試合では、立ち上がりに失った1点を取り返せずに涙を呑んだ。また、優勝に手がかかりながらも逆転負けを喫した昨年の決勝の悔しさも備わるだろう。ともすれば感情的になりがちな一戦だが、黒田監督は決勝への想いを冷静にこう答えた。
◆高校サッカー選手権のロングスロー、あれってファウルじゃない?>>
「11年前の悔しい想い、リベンジの想いといろんな意味がありますが、青森山田らしく積み上げてきたもの、何でもできるサッカーのテーマがブレることなくやっていきたい」
常勝軍団の自負と、チャレンジャーの想いを胸に、青森山田がファイナルの舞台に挑む。
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