2020.12.31

高校サッカー選手権のMF&FWはタレントの宝庫。Jリーグ入りの逸材多数

  • photo by Morita Masayoshi/Matsuo Yuki

高校サッカー選手権注目選手
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12月31日に開幕する全国高校サッカー選手権。育成年代のサッカーを長年取材してきているJ SPORTSの土屋雅史氏、フリーライターの森田将義氏、松尾祐希氏に、大会の注目選手を挙げてもらう。今回紹介するのは、期待のタレントが多い、MFとFWだ。

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<MF>
選手紹介

昨年の高校選手権でも大活躍。話題の松木玖生松木玖生
まつき・くりゅう(MF/2年/青森山田・青森県/178cm、73kg)

 昨冬の高校サッカー選手権で1年生ながら4得点を挙げ、チームの準優勝に貢献した。10番を託された今季は、チームの主軸として存在感がさらに増し、今大会は主役の座を虎視眈々と狙っている。
「自粛期間中を経て上半身がゴツくなったように感じる。夏のフェスティバルでは暑さや疲労が見られる状態だったが、運動量や気持ちでどんどん前に出て、戦って得点に絡んだ。やっぱり気持ちの面でモノが違う」(森田氏)
「昨年のプレミアリーグ序盤に話を聞いた時、25歳ぐらいなんじゃないかと思うぐらいしっかりしていた。風貌、落ち着き、的確なトーク力。いずれも凄かった」(土屋氏)
「先輩であっても遠慮なくしかり飛ばせるメンタリティは高校生離れしていて、異次元の迫力と存在感。12月に行なったU-18日本代表候補合宿でも『俺が中心』ぐらいの感じでやっていて、急ごしらえの選抜チームでもそれができるのはすごい」(松尾氏)

まだ1年生ながら、その活躍が期待されている神村学園の大迫塁大迫塁
おおさこ・るい(MF/1年/神村学園・鹿児島県/175cm、65kg)

 抜群のサッカーセンスを持つ、今大会注目の1年生MFだ。左足の精度や技術力の高さに加え、ハードワークを厭わない点も魅力の一つ。神村学園中時代には中3でプリンスリーグ九州に出場し、U−16代表でも主軸を担うなどタレント性は抜群だ。
「本人は『守備のところで生きる』と話していて、運動量が豊富で頑張りもきく。ただ、パスも上手。今はトップ下をやっているけど、得点にも絡める。1年生とはいえ、別格の存在」(森田氏)
「プレースキックの精度が高く、1年生ながらすでにチームの中心として振る舞っている。入学直後に神村学園のエースナンバー(14番)を託されたように、有村圭一郎監督からの期待も高い」(松尾氏)