家長昭博が作る見事な攻撃の「幅」。
フロンターレは多様性が増した (5ページ目)
後半に入ると、家長、大島、長谷川も含めた5人の選手が入れ替わったことで、クオリティの低下は否めず、追加点も奪えなかった。それでもゴールに向かう方法論が大きく変わることはなく、全員に共通理解があることがうかがえた。大卒ルーキーの旗手怜央や、20歳の宮代大聖ら若手も活きのよさを見せており、戦力の底上げも望めるだろう。
中村憲剛、小林悠と、大黒柱ふたりを負傷で欠くなかでの快勝劇。王座奪還を狙う川崎が、最高のスタートを切っている。
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