イニエスタ神戸が残留決定。決勝ゴールの古橋亨梧は今やチームの顔だ (2ページ目)
MVPは間違いなく古橋だろう。今季、監督がふたりも交代するなか、チームに欠かせない中心選手に成長。先日のベネズエラ戦で代表デビューを果たし、いまや"神戸の顔"といってもいい。今夏にはオランダ1部リーグ移籍も噂されたが、神戸に残留。この日のゴールで得点も二桁に乗せ、国内でも成長できることを証明した。
また、この試合では3バックの真ん中でプレーしたサンペールも利いていた。最終ラインからのビルドアップ役を果たし、さらに攻めているときは中盤に上がり、効果的なサイドチェンジなど、安定したプレーを見せていた。
ビジャが今季限りでの現役引退を発表しただけに、代表に復帰した山口と代表デビューを飾った古橋のコンビで決勝ゴールを決めたのは大きい。神戸は外国人選手だけのチームではないということを証明してくれた。
自力でJ1残留を決め、次の目標はチーム初タイトル。ベスト4に勝ち残っている天皇杯だ。引退するビジャをチームにとっても最高の形で送り出したいところだ。
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