「イニエスタを走り回らせても...」。前監督が示唆した神戸復活のカギ (3ページ目)
しかし、リージョのコンセプトが「選手」にあったのだとすれば――。所属選手は変わっていない。イニエスタ、もしくはポドルスキが旗頭になることで、あるいは日本人の有力選手が立ち上がることによって、少しは流れが変わる。その変化は、活路になり得るだろう。さもなければ、悪い流れに丸ごと引きずり込まれることになる。
5月12日、神戸は本拠地ノエビアスタジアムでアジア王者、鹿島アントラーズを迎え撃つ。頼みの綱はイニエスタだが、出場する可能性は低いと言われる。ピッチに立つ者が、力を振り絞るしかない。
3 / 3