長谷川健太に再建を託すFC東京。
16歳・久保建英はどう使われるのか (4ページ目)
「東京はこれまで、補強した選手が活躍してタイトルをとったことはあります。でも、自分のようにアカデミー(出身)の選手がチームを引っ張っていけるようになりたい。マッシモ(・フィッカデンティ監督)のときは、(権田修一、三田啓貴、吉本一謙、丸山祐市などが活躍する機会が増えて)少しそういう感じもありました。
(久保、平川の所属していたユースは)かなり強くて、勝ち癖もついているはずで、レベルは違うにせよ、そういう勢いを出せていければ。自分も来季はチームの中心となって、勝ち続けるボランチになりたい。チームとしては最後まで優勝争いをできるようにしたいですね」
16歳の久保に依存するようなら、首都クラブの未来は暗い。しかし、若い力の台頭は必ず力になる。指揮官がプレーモデルを確立し、選手がやるべきことがはっきりしたら――。能力の高い選手を擁するだけに、悲観する状況ではないはずだ。
◆小野伸二、稲本潤一、中村憲剛、松井大輔が教える「W杯の勝ち方」>>
4 / 4