どん底グランパス。なりふり構わぬ
「5バック」に敵将も苦笑い

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 山添敏央●撮影 photo by Yamazoe Toshio

 これだけ人数をかけて守りを固めれば、守備はある程度計算できる。だが、得点できない限り、どんなに無失点を続けても得られる勝ち点は1止まり。勝ち点1を積み上げているだけでは、J2降格圏から脱出するのは難しい。

 布陣変更という窮余の策も、決定的な良薬とはなりえておらず、むしろ攻撃面での停滞感を強めてしまった印象さえある。改善の兆しを見せるどころか、このままでは、いよいよ袋小路に入り込みかねない。

 1993年のJリーグ創設時からのメンバー、"オリジナル10"のひとつにして、J1優勝実績も持つ名古屋が、まさかのJ2降格という憂き目に遭ってしまうのだろうか。

 残された試合は11。もはや、どうにかなるだろうと、悠長に構えていられる余裕はない。

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