芝生を植える男、G大阪・丹羽大輝「日本代表のレギュラーを目指す」 (5ページ目)
――30歳になりましたが、サッカー選手として変わったことは?
「これは脳というか、考え方ひとつだと思います。30歳になって疲れが溜まりやすいと世間一般には言われますが、僕は逆だと思っていて、いろんな細胞が疲れを覚えていく中で、免疫力が上がると思っています。
自分自身、試合後の体の軽さだったりは、20代よりも今のほうが全然いい状態です。頭でそう考えるから、そういう体になっていく。『30歳になって、疲れがとれない』と思って過ごすから、試合が終わったあと、疲労が残るんです」
――何か気をつけていることはありますか?
「水分の摂りすぎに注意しています。水分でお腹がいっぱいになってしまうと、動くとすぐに体重が落ちてしまうという状況になってしまいます。それを避けるためにも食事中はほとんど水分を取らない。あとは、練習後、試合後30分以内に栄養を摂るということを最低限、心がけています。そうすることで疲労も回復します」
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